テリー・ボジオ、ボジオ・レヴィン・スティーヴンスを語る (3/4)
「DRUM! Magazine」サイトの記事より。元は「drumstuff.com」に2000年頃に載ったインタビューとのこと。2012/5/11 から数回、パート2を紹介したが、今度はそのパート1の一部。
→ An Interview from the Vault, Part I
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「Tziganne」って曲 (フラメンコのギターフレーズをドラムスで奏でている) じゃ、4つのピッコロタムと4つのショートスタックタムを、スネアや普通のタムと一緒に使った。これでピアノでいう白鍵のオクターブになる。他の音程のドラムも組み合わせて、色んなスケールが作れる。ここ1〜2年はオスティナートよりも、そいつらを使ったメロディやハーモニーのほうに力を入れてるんだ。色々と考えてると、本当に面白い。ドラムスでキーボードを演奏してるみたいなもんだ。
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5年くらい前からピッコロタムを使うようになった。最初は普通にパラディドルとかをやるだけだったが、考えたんだよ。こいつを音階の法則から捉えるとどうなるんだろ。俺は何を付け加えられるだろってね。次の段階として、全てのペンタトニック・スケールを一通りやってみた。ジャズで出てくる好きなコードとかもだ。そして、色んなヴォイシングやインヴァージョンなんかも試してみた。
ちなみに、ジェフ・ベック、トニー・ハイマス、テリー・ボジオって「Guitar Shop」の面子による2003年の「LIve at B. B. King Blues Club」じゃ、「Scatterbrain」のフレーズをドラムスで奏でるなんて超絶変態技巧が聴ける。
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